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驚愕の
連続更新ですよ。
 気が狂ったとしか思えませんよご主人!!!

 いえ、嘘ですけど。
 単に100の質問に答えてたら、なんだか書きたくなったそうな。

 例によってクラティアさんの小話。

 続きから読めるようになってます、ではでは。
あれから
5日間ほど、眠り続けていたらしい。

起き抜けに、運が悪かったな、とお師匠は言う。

……確かに、運が悪かったのだと、自分でも思う。

けれど、元を辿れば、間違いなくお師匠が悪いと、確信してる。

5日前。

研究室に篭もったお師匠を尻目に、私は掃除を始めたわけで。
毎日毎日、使えるのか使えないのかわからないものを拾ってくるお師匠のせいで、この部屋は常にモノが飽和状態。

たまには一気に掃除をしよう、と思い立ったのが悪かったのか。
それとも、ソレを見つけてしまったのが悪かったのか。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「……なんだろう、これ」

前に見えるわ、小さな箱のようなもの。
小さな穴が開いているだけで、他には何もなく。

「…お師匠、拾い物は使えるものだけにしてって言ってるのに」

ためいき一つ。 いつものように、適当に拾ってきたのだろうと推測する。
他にも片付けるものは沢山あることだし、時間もかけていられない。

「どうせ、何があって何が無くなってるかも気付かないから、と」

ソレに手を伸ばし、触れた瞬間。
刹那の感覚、世界の全てが歪み―――次の一瞬には、全てが無だった。

「……え?」

ただ、ただ暗く。 そして、手足をほんの少ししか動かせない程度の空間。
純粋な暗闇ではなく、全ての色を混ぜ合わせた黒。
混色の闇。  自分以外の存在を許さない、そんな色。
それだけが視界を捉え、動けないことがそれに拍車をかける

「い、いや…! ここはいや……!」

ただ焦るばかり。
手を伸ばそうにも、伸ばしきる前に何かに阻まれる。

「だ……出して!  お師匠! お師匠ってば!!」

叫んでも、返事はない。
ラボに篭もったら、3日は出てこないだろう、それを知ってはいるけれど。

「―――――――!!!」

声にならない。
自分の存在が発する以外の音を拒絶する空間。
そして、見えるは混色の闇。

何も見えない、何も聞こえない、何も出来ない。

その【拒絶された空間】で、たった一人。

「いや、いやぁ……」

ここに在るはずの、自分さえ、呑まれそうな闇に。
眠るだけで、全てを忘れて取り込まれそうな闇に。

何も見えず、何も聞こえず、何も出来ず。

ただ、時だけが刻まれ。

残酷に、流れていく。

何も、何も、何も―――――――――


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



結局、お師匠が研究室から出てきたのは3日後で。
私がいないので探してみたら、箱に気付いて。

慌てて出して、私はそのまま5日間寝ていたそうな。


聞けば、お師匠が作った、異界の魔物を捕獲しておく為の装置だそうで。
本当に、本当に……そういうものを、そこらへんに置くのはやめて欲しいと、お願いした。
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【2006/02/08 04:15 】 | 戯言 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
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ユンで。 そのお話を聞いたとしたら。


「 ―― 怖かったね。
  本当怖かったね。

  人って。別の存在があるから。
  自分をしっかり認識できるのにね。
  
  おかえりクラティ。
  貴方が貴方の侭で帰ってきた事が。

  私には幸せです。 」


 なんて!
by:ユメ | URL | #mQop/nM.【2006/02/09 01:51】 [ 編集] | page top↑
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 そんなこんなで。
 アホ丸出しですが今更リンクさせていただきましたよとご報告orz
 これで晴れて相互リンク!
 とかはまあいいつつ…はうあー。
 すいません。
 こんなやつですがこれからもよろしくどうぞ!
by:イチジョウ | URL | #lX.ZOlXA【2006/02/13 08:38】 [ 編集] | page top↑
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